アンチエイジング点滴とは
アンチエイジング点滴療法とは、基本的にはマイヤーズ・カクテルに大量のビタミンCを加えた内容です。マイヤーズ・カクテルはもともと体の中にあるビタミンやミネラルを、急速に投与し、血中濃度を上げその働きを大きく引き出すものです。それにビタミンCを25gと大量に加えました。
ビタミンB群
ビタミンB群は水溶性のビタミンで、炭水化物やエネルギー代謝、アミノ酸、核酸の合成に必要です。水溶性なので蓄えることができません。毎日、摂取する必要があります。
ビタミン B1(チアミン) 必要量 1.4mg 点滴量 120mg
1910年鈴木梅太郎先生が発見したことで有名です。
炭水化物の代謝に必要で、分解しエネルギーを出させる。また神経の働きを 調節します。欠乏すると脚気、多発神経炎、ウエルニッケ脳症などになります。
ビタミン B2 (リボフラビン) 必要量 1.6mg 点滴量 2mg
炭水化物、脂肪の代謝、細胞内でのエネルギー産生に関与しています。
欠乏すると、口角炎、皮膚炎、舌炎、目の眩しさがあります。
ビタミン B3(ニコチン酸) 必要量 15mg 点滴量 40mg
栄養素が分解しエネルギーを出すための酵素で、欠乏するとペラグラ、下痢 うつ病、精神障害を引き起こす。
ビタミン B5(パントテン酸) 必要量 6μg 点滴量 254mg
蛋白、炭水化物、脂肪の代謝に関与していますが、欠乏症ははっきりしません。 高脂血症の治療薬の一つとなっています。
ビタミン B6 (ピリドキシン) 必要量 1,4mg 点滴量 120mg
アミノ酸の合成、脂肪の利用、血液をつくるなどの働きがあり、欠乏症では 貧血、神経炎、舌炎、脂漏性皮膚炎などがあります。
ビタミン B12(シアノコバラミン) 必要量2,4μg 点滴量 1mg
たんぱく質の合成、血液を造る、神経の働きに関与しています。欠乏すると 悪性貧血、神経のミエリン鞘の合成障害、腸の上皮の障害などがあります。
ビタミンC (アスコルビン酸)
必要量 100mg 点滴量 25g
コラーゲンを作る、歯や骨の合成に必要です。欠乏すると壊血病となります。
ビタミンCは、強力な抗酸化作用があり、病気や、老化防止に役立っています。
大多数の動物はビタミンCを自分の体内で作っていますが、人間や、霊長類はビタミンCを作れません。動物は人間が摂取している何倍ものビタミンCを作り、病気やストレス に対処しています。この量は人間に換算すると5〜10gになります。
ヒトが摂取したビタミンCは、ストレスの多い環境下ではその対処に使われ、コラーゲンを作る所まにまわるのが少なく、その結果皮膚の老化が起るのかも知れません。
大量のビタミンCは、ガンの予防となるかもしれません。またウイルスにも効果があることが知られてきました。インフルエンザや、エイズの予防も考えられます。
期待される効果
- ストレスに強くなる。
- 白く、美しい肌となリ、シミが薄くなる。
- 体の筋肉痛が軽くなる。
- 活力が湧き、積極的になる。
費用
1回 12,000円 月に1〜2回の点滴を勧めます。 |